整理収納教育士は、教育現場や子育てに関わる方たちに、整理収納の知識と技術を伝え、片付けやすい環境を作るプロです。また、整理収納教育等を通じて、「教育現場」「家庭」「子どもたち」の思いをつなぐ役割も担っています。

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小学校高学年 「自立を見守りながら」

・プライベートも大事にしながら親が介入すべき部屋の整理整頓

 基本的には子ども部屋の整理整頓は子どもに任せますが、モノが元の場所に戻らず崩れてきたなと感じた時点で、親は子どもの変化に注意をはらいましょう。時間や気持ちに余裕がなくなると部屋が散らかってくる傾向があります。「部屋は心を映す鏡」とも言われます。部屋が散らかっていても片付けようとしないのなら親が介入すべきです。一緒に片付けをしながら子どもの思いを親が汲み取るのも、気持ちの整理と言えます。気持ちがすっきりしたら、部屋も自然と整理整頓されていくのではないでしょうか。


・子どもの成長に合わせて不用品の見極めのこつ 

 見極めのコツは、「使っているか・使っていないか」で判断することです。壊れてしまったものや、小さくなって着られなくなった衣類は「使っていない」ので、不用品と判断できます。また、成長とともに興味がなくなったもの、例えば、何度もクリアーしたゲームや、自分にとっては幼いと感じるおもちゃや本なども、使っていないのであれば不用品となります。
 しかし、使わないモノの中にはとても思い入れがある物があります。整理収納アドバイザーは、それを人とモノとの間に流れる“ストーリー”や“メモリー”と表現しています。ストーリーやメモリーは、所有者にしか分からないので、要るか要らないかの判断は親であっても口出しすることはできません。それを理解した上で、子どもに持つべきかどうかの判断を促してあげるとよいでしょう。


・家族の共同スペースでの片付けの工夫(家族で快適に暮らすため)

 共同スペースとは、リビングやダイニング、玄関など、家族が団らんや食事、テレビ鑑賞を楽しんだり、お客様を通したりする場所です。皆が気持ちよく暮らすための工夫としては、「個人のモノを持ち込まない」、「使ったら元に戻す」といった家族のルールを決めて、守ることです。そしてルール作りにおいて最も大切なことは、親が一方的に決めないことです。 必ず子どもと一緒に考えましょう。
 一方、住宅事情や家庭の事情から、共同スペースに私物を収納しなければならないこともあるでしょう。その場合は一部屋であってもコーナーごとや置き家具などでスペースを区切り、モノの集合化をはかっていくとよいでしょう。

 
・怒らずにすむ環境づくり
 
 モノの定位置が決まっていて、誰にとっても、取り出しやすくしまいやすい仕組みができていれば、使用後にモノを放置することや探すことが減るので、イライラすることも少なくなるはず。子どもに「お母さん、○○どこ?」などと聞かれて、イライラしながら一緒に探さなければならない…などということもなくなるでしょう。また、モノの定位置が決まっていれば、子どもに「お母さん、○○どこだっけ?」と聞かれたとき、「リビングの引き出しの上から3段目」などと、具体的な指示もだせるので、子どもでもすぐに何がどこにあるか分かります。モノの適正量を守り、動作動線に合った収納を心がけると良いでしょう。


 その他あったら良いグッズ
 掃除道具:クイックル(ハンディモップタイプ)コロコロ
 収納の工夫:本人に選ばせる。子どもっぽいものから大人っぽいものを欲しがる時期
 捨て方の工夫:遊び中心だった子供部屋から落ち着いた部屋に模様替え。カラフルなおもちゃなどを捨てやすくなります。